以前、twitterの方で、部内ロボコンルールを公開してほしいとのご意見を頂いていたので、ルールを公表させていただきます。
部内ロボコン・ルール(2012_04_18)
【競技名】
部内ロボコン
【競技概要】
フィールド内に置かれた5個ピンポン球・4個の発砲スチロールボール・4個の発泡スチロールブロックを相手フィールドに運び合い,得点数を競う
【競技環境】
競技フィールドの構成
1. フィールドは1735mm×847.5mmの2枚の板の中央を45mmの板を挟んで区切り,それぞれの板を各選手のフィールドとする
2. フィールドは領域,排他的領域で構成され,さらにスタートゾーン,配置ゾーン,スロープ,トンネルが配置される
3. スタートゾーン,配置ゾーンはビニールテープで区切られる
4. フィールドの木材は木ネジで固定される
5. ピンポン球,発泡スチロールボール,発泡スチロールブロックそれぞれ2個が,互いのフィールドの配置ゾーンに置かれる。余ったピンポン球はじゃんけんで負けた方のフィールドに配置する。
6. 中央の仕切り上はどちらのフィールドにも属さないものとする.
フィールド上のオブジェクトの詳細(単位はすべてmm)
1. スタートゾーンは300×300である
2. 配置ゾーンは300×300である
3. スロープは,幅380,斜辺300,坂の高さ45とする
4. トンネルは幅80、高さは60とする
5. 中央の仕切から20までを排他的領域とする
6. ピンポン球,発泡スチロールボールは共にφ40のものを用いる
7. 発泡スチロールブロックは各辺40の立方体とする。六面にはそれぞれ数字が書かれており、1と3点の面が一面ずつ、2点の面が四面で構成されている。
対戦方式
1. 試合時間は2分間とし,1試合で2チームが対戦を行う
2. 選手はフィールド外から有線コントローラーでマシンを動かす
3. 試合を行わない上回生が審判となる
4. 総当たり方式で予選を行い,得失点差で勝敗を決める。得失点差が同率になった場合はサドンデスでもう一試合行う。上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
5. 予選において勝利数が等しくなった場合,予選のすべての試合終了時に自分のフィールド上にあったボール、ブロックの数を合計し、より少なかったものが上位となる
【競技内容】
試合の流れ
1. 自分フィールドの配置ゾーン内にボール,ブロックを置く.(配置ゾーン内であれば,ボール,ブロックを置く場所は自由に決めてよい.線上に置くのも可。またブロックの目は最初1を上にする)
2. マシンの動作確認をした後に,マシンを自分フィールドのスタートゾーン内に置く
3. スタートコールを行い,競技を開始する
4. 2分間の競技が終わると選手はマシンを停止させる
5. フィールド内のボール,ブロックが全て静止したのを確認し,互いのフィールドにあるボール,ブロックの個数、得点を数え,自分陣地の得点の少ない方が勝者となる。
リトライ
1. 試合中に故障など何らかの理由でマシンが動かなくなった場合は,スタートゾーンに戻しリトライすることができる
2. リトライの際に,マシンが保持していたボール,ブロックは配置ゾーンに戻される
3. リトライの際にスタートゾーン内にボールが存在する場合,スタートゾーン内のボール,ブロックは配置ゾーンに戻される
4. リトライ中にも試合時間は進行するものとする
5. リトライは2回までとする
【制約】
1. スタート時にはマシンはスタートゾーン300mm×300mmと,上空500mm内に収まっていなければならない
2. マシンの重量は無制限