こんにちは。けとんです。
NHK大学ロボコンへの出場が決まって一ヶ月近く経ちます。多少の作業の遅れはあるものの、ロボットの完成度も高まってきています。
今年の当プロジェクトのロボットは結構重たくなってしまったので、軽量化のためにたくさん肉抜きをしました。
今回は、肉抜きされたパーツたちの一部の紹介をしたいと思います。
まずは歯車です。
強度をあまり落とすことなく、ロボットの動作に問題が発生しない程度の強度は確保しつつ、重量は3分の一に出来ました。
この歯車はもともと一枚あたり約280gあったのですが、この肉抜きをすることで約90gまで軽くなりました。この美しい幾何学的な造形は、ロボコンメンバーの4回生が設計して、大学の工場にあるマシニングセンタで加工していただきました。
そしてお次はこれ!!アルミの角パイプです。
強度が必要な部位なので大きい角材を使用したのですが、非常に重たくなってしまったので肉抜きしました。
この部品一つにつき、約250箇所の穴があいています。こちらはすべてボール盤を使って1つずつ空けました。
このパーツは2つ必要なので、合計500箇所程度の穴空けですね…
僕はちょっとだけお手伝いしましたが、なかなか骨の折れる作業でした……加工担当者の方は大変そうでした。
このような肉抜きの努力が積もり積もって、二次ビデオ審査の時よりもかなり機体が軽量化されました。
NHK大学ロボコン本番までもう1ヶ月しかありません。本番に全力が出せるように、頑張りたいと思います。