どーも、みけです。
今日はロボット製作に関連したあれこれについて話そうかなと思います。
突然ですが。
Technous-KITに限らず、大学ロボコンのロボットに見られる「肉抜き」と呼ばれるこの、構造材なんかに並ぶ大量の穴。
この穴は、機体の軽量化の為にあいている穴です。
ロボットも結構ダイエットに苦しんでるんですよねえ。
で。
機体だけではなく「基板も軽量化できないかなあ」ということで、最近回路班ではDCDC基板の軽量化をしています。
DCDC基板というのは、「DC‐DC converter」の略で、私たちはいつも24V電源を使っているので、その24Vから5Vまで降圧してくれる回路です。直流電源(DC)から直流電源(DC)への変換なのでDCDC基板と呼んでいます。
実はこのDCDC、積年の課題と言いますか、製作が結構難航している基板でもありました。
これがその試作機版です。一応、5Aまで出力できます。
奥に見える黒い大きいのが放熱板で、スイッチング素子の放熱を行っています。
それに加えて真ん中のコイル、左に見えるコンデンサ等々、かなりごつい基板になっています。
重量は300グラムあります。かなり重いですね。
なのでこの基板の軽量と、安定化を現在行っています。
この基板の改良の際に、本学の電子システム工学課程のプラズマ基礎工学研究室の比村治彦先生にアドバイスを頂いています。
次のキャチロボバトルコンテストへ出すロボットには、この基板が搭載される予定になっています。
完成が楽しみですね!
ではまた!