今回の金沢工業大学主催の大会であるSRC2021にA-Team(Gold Standard)として参加させていただきました。初めて制御によって動く機体をチームで作ることになったので、当初わくわくはとても大きかったです。私たちのチームの方針はできるだけ早く機体を作って制御の時間を増やすというものでした。その甲斐あって、アイデア出しで少し手こずったものの、夏休み前には手加工に入り始めるという優秀っぷりを披露しました。夏休み以降も若干予定が入ったりして思うようにメンバーがそろわないこともありながらもなかなかいいペースで進んでそうだったので、この調子で早く機体をつくるぞー、と意気込んでいたのですが度重なる再設計や追加工によって結局機体完成は大会前々日ぐらいになってしまいました。人の力で動かせばいけるところも実際制御で動かしてみるとできないことがあり、一つの機体を作ることの難しさを感じました。それと同時に機体ができあがったときは達成感を感じられ、頑張って良かったという思いも強くありました。

練習風景

機体について

自動機はアームを二つ作ることによって、時間短縮をはかろうとしました。他大学を見ても、アームを二つつけているチームはなかったように思うので、そういったコンセプトを見つけて取り組めたのはよかったと思います。手動機は滑りネジによって機構を上下させることによって輸出品をつかむ機構になっていました。アームの部分はエアシリンダーを用いて、アームが閉じているときに輸出品を把持して、開いたときに箱の内面を持てるようにしました。アームを箱の内部でひろげるだけで箱が持てるようになったのはなかなか良かったのではないかと思います。

大会

残念ながら、初戦敗退に終わってしまいました。しかし!今大会では様々なことを学ぶことができました。それは、機体の設計もそうですが、チーム運営など実際にやってみて得られたことが多かったと思います。この経験を生かして春ロボ頑張りたいと思います!

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