お久しぶりです。回路班のいーぐるです。今回は、JLCPCB様にスポンサーになって頂いた経緯と発注した基板について紹介したいと思います。

はじめに: JLCPCBとは?

 JLCPCBとは、中国に工場を持つ基板製作を行う企業で、個人で基板発注を行うことができる数少ない会社の一つです。国内の会社と比べて安価に基板発注ができるという点で界隈では多くの方が利用されています。また、頻繁に無料で発注できるクーポンを提供されているため、数ドル単位で発注できることも魅力のうちの一つです。

そのような日々お世話になっているJLCPCB様にDMを送らせていただいたところ以下のような条件でスポンサーになっていただくことが叶いました。

・発注した基板にJLCPCBのロゴを入れる。

・大会出場時には、基板の発注をJLCPCBで行なっていることを明記する。

・基板到着後にはブログを書いて紹介する。

たったこれだけの条件でなんと<$140無料発注クーポン>を頂き、今回幣部の大会に向けて作成した基板を大量に発注することができました。

JLCPCB様、ありがとうございます!

How To Order

 JLCPCB様の発注フォームは非常に丁寧で分かりやすいため初心者でも気軽に基板発注ができます。今回は簡単に発注方法を紹介させていただきたいと思います。

 まず、アカウントを作成した後にこちらのURL( https://jlcpcb.jp/ )からInstant Quoteを選択して、基板のガーバーデータをアップロードしてください。

そうすると以下の画面のように自動でLayerやDimentionsが選択されるのでお好みの発注数や色を選択して下さい。選択すると値段が更新されるので確認して、SAVE TO CART を押せば保存されます。UIが英語で分かりにくいという人はJPYの部分を選択すると言語と通貨を変えることができるので、安心して発注を行うことができます。

 また、画面中央のGerber Viewerをクリックすると基板の3Dデータを確認することができます。発注前に基板の完成形とデータのミスを確認できるのでとても便利です。SHOPPING CARTに追加した後はSecure Checkoutを押して発注先、輸送方法、適応するクーポン等を選択すれば発注完了です。

届いた基板

先述のクーポンを使って、9種類で計105枚の基板を無料で発注することができました!

発送方法はDHL Expressを使ったので製造完了してから3日程度で到着しました。海外発注ではいつ頃に商品が届くか不安な人も多いと思いますが、JLCPCBでは発注してから基板到着まで、基板製造の進捗を逐一教えていただけるので安心して待つことができます。

また、今回の発注では基板のリフロー用にステンシルを一緒に発注したのですが、発注ミスで写真のような鉄板サイズのステンシルが届いてしまいました。改めて確認すると発注フォームのStencil Sizeがデフォルトでは最小380*280になっていました。Stencil Sizeの下のCustomized SizeをYesにすると、以下のような画面でサイズを変更できるのでステンシルを発注する際は自分の二の舞にならないように気を付けてください。

みんなもJLCPCBで発注してみよう!

というわけで、基板製作されている方、基板製作に挑戦しようと思っている方は是非JLCPCBで発注してみてください。基板実装が苦手な方は基板の部品実装サービスもあるので頼んでみるといいと思います。こちらのURLからアクセスしてみてください。

https://jlcpcb.jp

それでは、良い基板製作ライフを。

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